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【注意!】デング熱国内感染【70年ぶり】症状は?子供は大丈夫?

[国内]
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デング熱、デング出血熱



【概要】

熱帯・亜熱帯地方で主にみられるウイルス感染症で、

原因はデングウイルスです。デングウイルスには1~4型の4つの型がありますが、

どの型のウイルスでも同様の症状が起こるので、

症状から感染したウイルスの型は特定できません。

ヒトはデングウイルスに感染した蚊に刺されることによって感染します。


【診断】

デングウイルスは現在日本には存在しないので、

発症前の約10日以内に熱帯・亜熱帯地域から帰国したという

情報が診断には重要です。

症状のみでデング熱・デング出血熱を診断することは難しく、

血液からデングウイルスやその遺伝子を検出すること、

あるいは特異的な抗体を検出することで診断を確定します。

【症状】

突然の高熱で発症し、頭痛、眼(か)痛、

顔面紅潮、結膜充血を伴い、発熱は2~7日間持続します(二峰性であることが多い)。

初期症状に続き、全身の筋肉痛、骨関節痛、全身倦怠感を呈します。

発症後3~4日後、胸部、体幹から始まる発疹が出現し、四肢、顔面に広がります。

症状は1週間程度で回復します。

なお、ごくまれに一部の患者において、発熱2~7日後、

血漿漏出に伴うショックと出血傾向を主な症状とする致死的病態が出現することがあります。




デング熱とデング出血熱は違います!!


デングウイルスの感染でありながら、

デング熱とは異なった重篤な病態を呈するものにデング出血熱があります。


このデング出血熱は、成人より小児(3~7歳)に多く発症する傾向があり、

患者数は世界中で年間25~50万人と言われています。

発熱の2~7日後に不安・興奮状態となり、胸水や腹水の貯留が高い頻度で見られ、

肝臓の腫大も伴います。血小板数の著しい減少と血液凝固時間の延長により、

全身の出血傾向(皮下出血、鼻血、吐血、下血、血尿)が見られ、

重症例では血圧が低下しショック症状に陥るもので、

通常のデング熱とは全く異なった経過をたどります。

デング出血熱の患者に対する治療は点滴補液が主体ですが、

血小板減少の程度により血小板輸血が必要となります。

適切な治療がなければ、死亡率は15%程度に上りますが、

集中治療により、その死亡率は1%以下に押さえることができます。


同じデングウイルスの感染でありながら、デング熱とは異なった病態のデング出血熱は、

初回感染より2度目以降の感染に多い傾向があります。

このデング出血熱が、どのようなメカニズムで発症するかは諸説あり、

今のところ不明です。




とにかく早めの処置が大切ですね。


子供はよく熱を出すので、そのまま病院に行かないケースも多いですが、

湿疹などが併発した場合は病院に早めに行ったほうがよさそうです。




日本ではまだまだ少ないですが、

東南アジア等へ旅行をされた方はしばらく注意くださいね^^;


キニナルミニナル

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